読書レビュー:グレイメン   「マン」じゃなくて「メン」なんです


コチラからどうぞ。

マンガは好きなんですが、あんまり読んでない。

好きな(これは!っちゅう)作品は単行本で買います。

大体が読む(ヘビロテ)か読まないか。

どちらかというと一話完結が好きです。

だらだら続いてる「ドラゴンボール」とか「ワンピース」とかいうのには食指が動かない。

超続いてる「こち亀」は一話完結だし、「ゴルゴ」は作品的に凄すぎてなんも言えませんね。

「キン肉マン」に代表される、いきあたありばったりマンガが一番嫌いかな。

確固たる終わりを想定した上での人気要望による長期連載ならば、まだ良いのだが。

どんどん敵が強大化してきて収集つかないというか、初期との整合性もとれなくなってきてるのは、痛々しい。

かなり脱線しましたが。

グレイメン。

読了後知ったのだが、作者がまだ26歳とのこと。

なんという構成力・創作力でしょう。

脱帽です。

そう思って考えると、青臭さを感じさせてくれるところもまたいい。

佐野史郎が帯でも絶賛していますが、むべなるかな。

なんで、冒頭でマンガを持ちだしたかというと、なんかマンガを読んでいる感覚に近いんですよね。

スピード感なんかが。

これは「のぼうの城」なんかでも感じたことなんで、やはり作者の世代に関係するのかなと。

あと、最近のアメコミ原作のハリウッド映画の雰囲気。それも「ダークヒーロー」もの。近いとおもいます。

そして本作はちゃんと完結しちゃってるんですが、「2」があってもいいんじゃないか?

舞台が超近未来ですが、なんか意味はあるのかな。物語の時代とシンクロするまでに読んでみてはいかがでしょうか。

個人的にはR指定。

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