古本市が催されるということなので行ってまいりました。

まず、阪急電車で四条河原町まで。夕方になると川床が営業されるのでしょう。
「かわどこ」という時もあるし「かわゆか」と言う時もありますね。

東華菜館。一度行ってみたいお店です。大正時代の建築らしいです。
河原町から京阪電車に乗り換えて、鴨川沿いを出町柳駅まで。

出町柳駅は叡電と連絡しており、かわいい叡山電車が到着していました。
予定がなければこれに乗って鞍馬とか行きたいなー。
で、下鴨神社 糺の森。ちゃんと行くのは初めてです。洛中なのに、すっごい森なんですね。

神社の境内で古本まつりが行われているのですが、思ったよりも盛大で、見る前からちょっと疲れてしまいました。

暑くで汗が止まらない。ご自由におとり下さい的にダンボールに入れてあるうちわをもらいます。
半分見たところで、体力も気力も尽きてしまいました。まあ、楽しめたし、掘り出し物もあったし。満足です。
本当ならばせめて、ゆっくりと下鴨神社を見物したかったのですが、お昼ごはんも食べそこねていたので、また今度ということに。

四条河原町まで戻ります。時間はすっかり夕方5時近く。
夜から始まるお店がほとんどで、中途半端な時間になってしまったので、マクドナルドくらいしかありません。
あとは風俗のおにいさんがちらほらと営業を・・・。でかい荷物(本)を抱えて、一眼レフを持ってんのに、入られへんて。
ラーメン屋さんが一軒だけ営業していたので、入ります。
店の名前はあえて書きません、ていうか、覚えてません。ひとつ覚えてるのは「こだわりのラーメン」と謳っていたこと。
なぜ書かないかというと、ホメることができないから。
いや、ボク的には大満足なんです。ここまでマズイラーメンは久しぶりだと。感動的ですらあります。
まず、メニューにやるきのなさが。おすすめ的なものがなく、一見としてはなにを頼んでいいか分からない。
デフォルトのラーメンがないのです。
仕方なく、味噌ラーメンを。
普通のラーメン屋で味噌は外れ率が高いと思うのですが、こうなったらトコトン外してやろうと。
喉が乾いていたので、ビールを。はい、案の定、スーパードライ。ボクとしては、スーパードライはあまりビールの中には入れてません。ありゃあ、ビールとしては逃げだと思います。それ単独で味わうことはできないし。
で、作っているところを見ていると、最後になんか乗せている。なんだろう。厚焼き玉子のようなものを。しかし、ラーメンだし。
で、運ばれてきたラーメンに乗っていたのは、果たして、やはり玉子焼き!!
もしかしたら、すごくナイスな組み合わせなのかも。目からウロコ!?

食べてみると、見事にマッチせず、それぞれがそれぞれの主張をしていました。鉢の中はすごく気まずい雰囲気です。
そもそもおかしいなと思ったのが、テーブルの上にはトッピング用に「天かす」(東京では揚げ玉?)が置かれているのです。ラーメン屋で。
あと、麺が侮れない。最近はバリカタだの針金などという、硬め志向が一般的なのに。いや、久しぶりです。こんなムニュムニュの麺の食感は。カウンター内で作業しているのが、結構高齢なおっちゃん二人なんで仕方ないか。
もう、ほんと、ネタ的には嬉しかったですねえ。食後感としては。中途半端に可もなく不可もないラーメンより。
しかし、「こだわりのラーメン」のこだわりどころがついにわからなかったのは、ボクの未熟なところなのか・・・。
とりあえず、ワースト第一位は今のところこれに決まり。
さらにマズイラーメンを求めて食べ歩こうか。