昨年の暮れに父が亡くなり・・・。
先日やっと納骨まで済んだ。
葬儀は残されたもののためにあると、書いていたのは誰だったか。
ほんとにそのとおりで、しかし、なんなんだ、この達成感のない行事は。
システマチックな坊さんの読経とセレモニーは、魂抜きと魂入れ。
なんだか、指揮棒のようなもので、これ又聖水と粉のようなものをもったいぶって墓石と過去帳?にぺちゃぺちゃとつけていた。
高校生の娘はハリーポッターの校長先生を思い出して、笑いをこらえるのに必死だったらしい。
しかし、これで母は満足だろう。それでいい。
数日後、仏壇の写真立ての写真の裏から、これが出てきた。

昭和十三年十月十五日 1938年!です。 73年前ですよ。
国防婦人会 関西本部発行の「婦人国防」。
発行部数521,1000部とあるが、ネットの検索ではさがすことができない。
古さに比して、保存状態はかなり良いと思います。
これ以上、やけないように保存しましょう。
内容は銃後の守りを勇ましく鼓舞するものばかり。
実際にこれを楽しく(?)読んでいたのでしょうか。