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映画レビュー:キャタピラー


ほんとに久しぶりにレイトショー以外の映画をみてきました。

多分、5年前に「誰も知らない」を観て以来ですね。

ちょっと、閉鎖空間+動けない状況が苦手なんで、空いているレイトショーでリハビリしてたんです。

にもかかわらず、上映前の予告編でこんな映画のトレーラーが・・・
「リミット」—目が覚めたら土の中。

http://limit.gaga.ne.jp/ (いつまで見られるかわからないど、URL貼っときます。

キル・ビル2でもあったけど、棺桶に入れられて生き埋めにされるんです。

で、苦しそうな呼吸で「息ができない・・・」とかいいながら、携帯で救助を求めるんですが、ブツッときれてしまう、前編ほぼ真っ暗な予告編映像。

それはあかんやろ、それは。フォビア持ってる人とかには嫌がらせやで。

で、それはともかく、阪急梅田のコンコースには宇宙戦艦ヤマトが埋まっていました。(埋まっている体で・・・w)
ニュースとかでもやってたらしいけど、知らなかったので、ちょとびっくり。

映画公開の宣伝なんですね。

宇宙戦艦ヤマト
波動砲発射!!

波動砲発射の瞬間を狙ったのですが、その衝撃でエラいことブレてしまいました(嘘)

キャスティングも良いとは思うんですが、どうも、最近はこういうのがコスプレに見えて仕方がない。なんか、衣装に着られているというか。山崎努の沖田十三なんか良いと思うんですけどね。

それと、この手のシチュエイションで全員日本人(東洋人)というのも、実写にすると、めっちゃ違和感あります。

観に行くかどうかは未定。

ということで、映画関連で脱線しましたが、「キャタピラー」。

題名からして、江戸川乱歩の「芋虫」=「キャタピラー」かと思っていたのですが、どうも違うらしい。

粗筋からはんだんすると、「ジョニーは戦場へ行った」に近いものか。

でも、なんでキャタピラーなんでしょう。日本公開で「芋虫」ではダイレクトすぎてダメなんでしょうか。

それにしても、もう少し違うタイトルの方が良かったように思います。

主演は寺島しのぶ。良かったです。スッピンで大アップが続くのですが、それでもリアルな美しさ(もともと、あまり美人だとも思ってないけど)がエロチックで。

特殊メイクもここまで進化したのかという感じ。どうだ、この特殊メイク技術は、という感じではなく、あくまでもメインは映画のストーリーであり、演技であり、特殊メイクは全面ででてるにもかかわらず、見事に裏方に徹しています。

どこが特殊撮影なのか、良くわからないところ。これこそ、特殊撮影の本領発揮というところでしょう。

ストーリーは、どストレートの反戦映画。いいのか、このカットは、とうのもありました。しつこく御真影をうつすところなど・・・。

ストーリーが良かったとは正直思いません。もっと、他に展開のさせかたもあったのでは。

主演の二人は良かったです。

反戦思想、戦争の悲惨さは次世代に伝えていくべきものなのですが、この映画はR-15指定。

性描写も多く、敢えて子供には見せるものでもない。その狙いはなんなのか。

テアトル梅田は満員御礼でした。

ロフトの地下、テアトル梅田

大阪はアート系映画館が少ないですね。昔はもっとあったのに。

映画レビュー:インセプション・・・げぼ


ディカプリオとケン・ワタナベのインセプションを観てきました。

正確に言うと、途中まで。

別に3D映画ではないんだけど、IMAX仕様です。

日本に4館しかないらしいです。109シネマズ箕面のホームページによると。

トイ・ストーリー3が3DIMAXで観たかったんだけど、今日のところはインセプション。

IMAXの定義は良く知らないんだが、とりあえずスクリーンがでかくて綺麗。

で、音響が立体的。リアル。

最初のうちは良かったのですが、だんだんと観てるのが辛くなってきて、やがて気分が

悪く・・・。1時間たった今もまだつらいです。

車のぶつかる音とかが(対人含む)やたらリアルで精神衛生上悪いよ。

二時間半の映画を二時間近く頑張ったんだけど、もぉ、これ以上我慢してると吐く。

っていう感じになって、無念のタップアウトでした。

IMAXだからレイトショーなのに通常料金なのにくやしい。それと、意味深なオープニングにどう

つながるのか、やっぱり観たかったよ。

ケン・ワタナベはカッコいいね。なんか、他の白人出演者のだれよりも演技がバタ臭いんだが。

今回はそういう芝居なんだろう。

インセプション。難しいよ。なんの説明もなく進行していくので、帰ってからウィキで確認したもん。

それと、普通、字幕って、端っこに出るもんじゃないか。ほとんど、画面のセンターに近い位置

に出てたけど。おもいっきり絵にかぶさって。最近の流行りだろうか。

最後までみたかったなあ。

トイ・ストーリー3でリベンジします。

映画レビュー:アウトレイジ


久しぶりにレイトショー。といっても、これ1週間前のことなんだけど。

いつものように109シネマズ箕面に行きました。たけしがかなり宣伝にリキいれてる「アウトレイジ」。

文字通り「痛い」表現が満載のエグい映画らしい。特に目新しいところはない、オフィス北野の映画なんですが、たけしも結構いいとしになってるし、どれくらいのパワーを見せてくれるかと・・・。

端的に言って、満足できる内容でした。でてる俳優がなかなか良い。特に良かったのは小日向文世かな。気の弱そうな好人物ばかり演じてる人だけど、いや、なかなか。

たけしも主役のひとりなんだけど、ちょっと年齢的に無理があるんじゃないだろうか。この手の映画を演者として参加するのは最後にしたほうが良いかもしれない。フィクサー役とかならいいかもしれないが。

映画を観る前、少し時間があったので、ココイチでミンチカツカレーを食べたのですが、急いで食べたもので、カツの衣で口の中を傷つけ、大きな血豆ができてしまい、それを潰して口の中が血まみれに・・・。

アウトレイジを観た人ならばわかるのですが、それが妙に映画とシンクロして、リアルに感じられる場面があるのよね。

好きな人はどうぞ。アウトレイジ、いいです。

三浦友和はどうなのかな。