月別アーカイブ: 2011年4月

読書レビュー:なぜ、脳は神を創ったのか?


結構気になっている人で、これまたきになるタイトルなのですが、やっと読みました。
大阿闍梨らしいけど、比叡山の酒井雄哉大阿闍梨と同じっていうことか。
書いてあることは一部難しくてわからない。ちょっと衒学的?とも思えるのだが、それはこちらが理解できていないだけなのか。多分そう。

非常に面白く読めました。
オウムの洗脳を解いた人というくらいの認識しかなかったけど、宗教学の造詣も深いのですね。

科学的に神の不在は証明された、で始まります。

その部分の説明もなされてはいるのですが、今ひとつ納得できないんですよね。
でも、そこを納得しないと先に進めないので。

切り口としては目からウロコ。実際にアメリカにおけるキリスト教の実態というは、説明されているとおりだろう。
先日池上彰さんが、宗教国家としてのアメリカをレポートしていたけど、着眼点は非常に似通っている。

ひとつ思ったのは、苫米地さんを信じてしまうのもひとつの宗教ではないの、ということ。
他の著作も読んで、ゆっくりと判断していけば、さらに面白いだろう。

麺将うらや


本日も箕面市のラーメン店。

少し前にオープンしたようですが、結構行きにくいところなので、ちょっと迷っていました。

お見せの裏に駐車場があるので、車で行ってきました。

箕面の山麓線沿いです。

近くの箕面visolaのシネコンに良く行くので、映画の前に行きました。

麺・・・将って? 麺の大将?

先客は二人、学生のようでした。カウンターに座ります。

おねいさんが手作りメニューをくれました。

が、なにがどうなってるのかわからない。こだわりのラーメン(のようなので)余計わからない。

すごくわかりにくいので、直したほうがいいと思います。

なので、聞きました。

なんか、鶏にこだわっているみたい。

チャーシューが鶏らしいので、それを頼みました。ん、チャーシュー=焼豚が鶏って・・・。

みるからに上品系のラーメン

えーと、丼にもこだわってるんですね。

伝統的(?)なラーメン鉢ではなく、巨大な茶道のお茶碗みないな感じ。

食べにくいよ。

口がせばまっているので、麺をすすり上げると、スープがこぼれてしまう。

ボクが悪いのか?

すっきりしてるので、呑んだ後にはいいかも。

パンチがないので、ちょっと物足りない感じ。

味は全然違うけど、味噌ラーメンの「みつか坊主」で感じたような食後感・・・です。

食べて時間がたつので、あまり詳しいレポートになっていません。

ごめんなさい。

★★☆☆☆

鶏はむ


MIMACCHANに教えてもらったので作ってみました。

(MIMACCHAN:スキンヘッドのトラッカーだけど、多趣味でマメな人)

よく行くバーで呑んでいると、近くに住んでいるMIIMACCHANがタッパに入れて持ってきてくれたのです。

フードの持ち込みってどうなんよ、というのは、まあ、この店では言われません。

美味しいのでパクパク食ってから、レシピを教えてもらいました。

その後、ネットで検索すると、沢山出てくる。

クックパッドにもいろんなレシピが紹介されていました。

安い胸肉を美味しく食べる為らしい。

MIMACCHANのレシピと併せてながら、いいとこどりで作ります。

ボクの参考にしたレシピはこちら 

岩塩の代わりにクレイジーソルトを使ってみました。

結構塩を使ったつもりでしたが、最初に肉をフォークでグサグサしなかったので、あまり塩辛く仕上がらなかった。高血圧としては良かったかな。

パサパサする胸肉をしっとりさせる為に、はちみつも沢山使いました。

バジルが好きなので、乾燥バジルもたっぷりと。

おいしく仕上げたいので、冷蔵庫で二日間寝かせます。

その後、ボイル。

一応、ハムっぽくはなりました。

鶏はむ
ローリエとバジルで香りをつけます
鶏はむ
ハムっぽい?

さて、試食。

んん、・・・微妙か。

思ったとおりにしっとりならない。

がっかりして二日ほど放置しておいたのですが、当然、防腐剤などは無添加のため、食べてしまわなければならない。

で、昨日食べてみたのですが、お、旨い。

さらに寝かせたからか、結構しっとりしてよりハムっぽい。

もう少し残っているので、今日はワインのアテにしてみよう。

ボイルではなく、燻製にしたら、さらに旨いらしいです。

本来ハムですから。

お試しくださいませ。

酒井雄哉大阿闍梨講演会


この方を知ったのは、健さん(高倉健)のエッセイでした。ずっと気になってました。

あの健さんが心服しているのだから、すごい人という論法です。

その後、本を読んで、(「一日一生」)興味を持ちました。

比叡山のお寺の住職で、「大阿闍梨」という位です。兵隊の位でいうと、将軍?

「千日回峰行」という荒行があります。一日40kmを千日間休まず、比叡の山々を歩きます。毎日が命がけです。

寛平ちゃんのアースマラソンもすごいけど、こっちの方がすごいんじゃないか。

仕上げには、断食が待ってるそうです。

で、腰には短刀を差しています。つまり、行の途中で諦めたり、ケガで動けなくなったら、自決するということですね。

それを《2回》成し遂げているのが、この酒井大阿闍梨。普通、二回目はしないと思うな。

この400年間で、この行を2回成し遂げたのは3人しかいないそうです。

酒井大阿闍梨は今年85歳。お会いしておいた方がいいですよね(^_^;)

会場は中之島のリーガロイヤルホテルでした。

もっと、カジュアルなところでやってほしかった。

普通に開始前には到着したのですが、すでに、みなさんは着席されてました。

予想通り、平均年齢はかなり高め。

トイレに行っておこうと思い、入ると、白い着物の坊さんが用を足していました。

ん、本人?でも、若いしな。お弟子さんかしら。

いや、やはりご本人でした。

どう見ても85歳には見えませんが。

背は低いけど、横幅はがっしりしておられます。

いきなり、ナマ阿闍梨。ありがたい。

しかし、全く普通のおじいさんですが。

着席してしばらく待ちます。

いよいよ講演(説教)の始まり?

女性MCが登場。

ニットキャップをかぶって、「みなさん、こんにちはー」って、アンパンマンショーか?

アンパンマンではないけど、オリジナルの猫キャラクターが出てきて、なんとか音頭。

まんま、子供向けショーやん工エエェェ(´д`)ェェエエ工

阿闍梨のお話を子どもにもわかるように説くためのキャラクターらしいです。

その後、紹介映像。ここに来ている人はみんな知っていると思うが。

で、やっと、大阿闍梨登壇。

でも、舞台上にはなにもない。

演題もないし、高座もない。

マイクだけが出てきて・・・「はい、こんにちは」で話しが始まりました。

ピン芸?

しかし!さすが、千日回峰行を2回行っただけのことはありますね。

1時間の間、びくともしません。

かなりのスピードで話されるのですが、まったく話しを探すような風はない。

時節柄、震災の話し・時事ネタも織り込まれ、お話自体が縦横無尽に展開していきます。

脱線しつつ。普通、こういう場合、「あれ、なんの話ししてたっけ?」となるのですが、これが全くない。

少し脱線しても、すぐに本題に戻ります。

単語自体は「ほれあのナニが・・・」とか「えーっと」とかいうのが多いのですが、お話そのものには全く淀みがない。

これが1時間。

体力だけ考えてもこれはすごいことです。ほんとすごいですよ。

お話はとことん平易。

難しいことは全くなし。

まあ、といって、具体的にすごく為になる話しとかもないんですけどね。ぶっちゃけ。いや、これは自分の至らないところだと思います。はい。

しかし、大阿闍梨、エライ方というバックがわかってるし、大きな魅力(失礼な言い方ですが)も感じます。

この小さなおじいさんが、これだけのパワーを持って、多くの人に日々影響を与えてるんだから、自分なんかいっくらでも頑張れるよなあ。

と、思わせてくれました。

うん。

IT関連の専門用語まみれのネットばっかり見ていると、基本に立ち返らせていただいたように思います。

読書レビュー:アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ


読書時点で少し前の著作になるのだが、このジャンルでは週刊誌レベルの情報でないと追いつかない。多分、書いている人たちも時間に追われてヒーヒーだろう。日々情報が差し替わっていくのだから。

アップル・グーグル・マイクロソフトを「クラウド御三家」的に書いている。マイクロソフトのクラウド戦略は初めて読んだが、当然、なんの手も打っていない訳がないですわね。
SaaS PaaS IaaS (SaaSしか変換されない)の基本概念も勉強する必要あり。クラウドへの懐疑も押さえるべきか。

多少アップル寄りではあるが、アップルの弱点も抑えているので、良い。

言葉の使い方も適正であり、好感が持てる。ただ、全体的に一般向けではなく、多少難解である。

一風堂 箕面店


ラーメン写真がたまってきたので、載せていきます。

と言っても、全部写真に撮っているわけではないので、実際にはもっと食ってるんですが。

今回はいまさらながらの「博多 一風堂」。川原社長は最近あまり露出がないようですね。

一風堂@川原社長は、チキンラーメン=即席めんの生みの親(実際はベビースターの方が早いらしいけど)である、安藤百福さんを尊敬しているとかで、以前に池田市に百福亭というラーメン屋を開店しました。

安藤百福さんが普通のラーメンを作ったらどんな感じかというのがコンセプトだったらしいです。

残念ながら食べる前にお店がなくなってしまいました。

というようりは、一風堂池田店に変わってしまったのですが。

こちらの箕面店も、できた当初はえらいこと並んでましたね。いつ見ても。

最近は落ち着いてきたみたいで、空いていたので入ってみました。

かっこいい店構えです。

一風堂
この看板だけでも良い値するよね

大分前に、梅田の一風堂は行きました。関西も店が増えているようです。

博多ラーメンも好きですが、ボクは基本太麺が好き。

極細麺とかは今ひとつ好みではありません。

前回はノーマル(赤丸か白丸か忘れましたが)だったので、今回は「からか麺」というのをチョイス。

一風堂もこのような変則的な企画があるんだーと思い。

激辛らしいです。

辛さのランクがあるので、上から二番目のヤツ「特辛」を。

どうも、一番辛いのとかはイチビッテいるようで、恥ずかしい。

これが「からか麺」です

一風堂で嬉しいのが、トッピングのニンニク。

ニンニクと定番の紅しょうが

まるごとのニンニクを絞り器で押しつぶして投入。

自分で自分がくさくなる恐れがあるので、一番小さな欠片を選んで控えめに入れました。

目の前にあったら、どうしても入れてしまいます。

で、お味というか、辛さは。

おおおおぉ、かなり辛いです。いや、ほんとに激辛です。

去年食べた、京都向日町の激辛商店街の「麒麟」には及ばないものの、激辛の看板に偽りはなし。

スープは呑めるくらいの激辛。

でも、レッドーゾーンは越えてます。

良く、翌朝のトイレがツライという話しをしますが、これを超えると、翌朝のおしっこが辛くなります。・・・そのレベル(^_^;)

でも、さすがに一風堂。激辛でも旨い!!

加えて、店員の接客というか、対応がいいですね。

一風堂の看板にプライドを持っている感じ。伊達にでかい看板置いてません。

今度は他のメニューにチャレンジしようかな。

いや、最高の「超特辛」にするか。

★★★★☆