あの名作「ROCKY」を観たのは高校生の時。
ロッキーの着ていた穴の開いたグレーのスウェットが欲しくて探し回りました。当時はいわゆるジャージしかなかったし、トレパン・トレシャツの時代でしたから。
今のトレーニングウェアはカッコいいし、高いですね。CWXだなんだと。
ボクシングなら、ださいオンボロでも様になると泪橋。少しかじったのはそれから10年近くたってから。おそいデビューですね。
オヤジに勇気を与えてくれるという点では非常に(・∀・)イイ!!
オリジナル「ROCKY」は間違いなく名作中の名作。
その間のシリーズは、実はあんまり観てない。別にけなすわけではないけど、オリジナルを越えられないシリーズの典型みたいな気がして。
さて、このファイナル。どうなることか。
んん、いいね。真冬の灰色の寂しいフィラデルフィア。オリジナルに通じる空気感だ。
地味ーに進んでいく中盤あたりまでの丁寧な描かれ方といい、楽しい。好感が持てる。
だが・・・お定まりのトレーニングから試合のシーンまでって、どうだろう。
あれ、それでいいの?それで終わり?(・へ・)
という感想。
総括として。
この映画って、オリジナルを現在の技術を用いて、再構築したかっただけなんじゃないの?と
音楽で言えばセルフカヴァー。
途中まで良かったので、惜しい感が残ります。
にしても、スタローンの血管の浮き方って異常じゃない?