結構有名な人なんだと思います。
中でもオススメのゴボウ茶とかはネットでもレシピがいろいろと公開されているし、製品としても売られていた。
活字も行間も大きいので、すぐに読めます。
専門用語や薬品名成分名などが沢山でてきますが、説明がうまいのか、全く引っかからず読み進むことができます。
アンチエイジングと健康長寿の指南書。
かなり、現在の常識に反する事もいろいろと出てくるのですが、「これがこうなって高作用するからこうなるんです」というようなテンポの良い難しいことを簡単にという池上彰さん的な展開が非常にうまいと思います。
特にテロメアの説明が目からウロコでした。
もちろん、ゴボウ茶レシピもあり、普通のスーパーで買うゴボウで自家製してくださいという感じで嫌味はない。
ただ、全部を鵜呑みにするには???です。
ところどころ、ん、それはちょっと・・・という部分もなきにしもあらず。
「成人の心拍数は大体50くらい」という記述が出てくるのですが、そんなことないでしょ、と。
普通は60以上じゃないですか。ボクは50くらいなんで心拍数がかなり少ないんですよ。だから気になる。
そこから進んで、人間の生涯心拍数というのは決まっているので、心拍数を不必要にあげる=過激なスポーツは健康に悪いという論調です。だったらそれはそれでいいかと思ったりもするんですが(^^ゞ・・・。
まあ、一番健康にいいのはウォーキングだとは良く言われますし、ジョギングの創始者は若くしてジョギング中に亡くなったのは有名な話ではあります。
ボクは現在ケガやなんやかやでランニングをサボっているのですが、とりあえず格好の言い訳にはなっています。
減塩についての記載も極端で、ほぼ無塩を目指せ的な勢いです。ボクなんかは高血圧に悩んでいるので、今さらながら読後に減塩に取り組んで早速顕著にその効果が現れています(^_^)v
・・・しかし、今は真冬。
去年の夏は原発事故で節電が叫ばれ冷房を控え、結果熱中症が多発し、塩分をしっかりとらなければいけませんでした。しかし、この件には触れていない。あとがきで東日本大震災にも触れておられるので、フォローしてほしかった。
というように、何箇所か(・・? というところはありましたが、8割ガタは信用できると思います。
なにより、自身の体で証明されてますし。
とりあえず、ゴボウ茶は作ってみようかと思います。