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読書レビュー:「最速」SEO ~たった28日で上位表示する驚速ビジネスサイト構築術~


非常に分かりやすい本だと思います。

ただ、タイトルに釣られて買うとがっかりするかもしれません。
結局、著者のように検証する力がないとどうしようもなということに思えます。

SEO施策としては、内部施策と外部施策に大別されるのは基本です。

内部施策としてできることは限られており、この本の前半で大体語られます。

あ、それと、この本が書かれた時点では、まだYahoo!の検索エンジンとしてGoogleは選ばれていませんでした。本書では、Yahoo!とGoogleが対立するものとして書かれているので、その点を差し引くと少し残念かもしれません。

内部施策としては、可能なことは、やはり限られます。

興味深いのは、半ば都市伝説的に語られる、SEOの常識。業者さんとかが良くセールストークみたいに話すやつ。

これらが、「私の検証としては」という説明つきで解説されています。心霊写真のネタばらしみたいで、面白い。

ただし、当然ですが、これらも確定ではない。

あくまでも、外部から帰納的に積み重ねていった推理の結果ということです。

そもそも、Googleのアルゴリズムなんて、分かる訳ないですよね。
日々刻々と(おそらく)変動していってるんだろうし。

世界トップレベルの頭脳集団がよってたかって構築したシステム(ブラックボックス)が、少々研究したって、解明できるわけがない。

なので、本書はタイトルに反して、半ば悟りきったような展開になっていきます。

小手先の刹那的な施策はやめましょう。

被リンクを増やすためには、コツコツとブログを書くとか・・・。

それが最速なんだろうか。急がば回れっていうこと?

業者にまかせる場合のチェックポイントなんかも、結構使えると思います。

多分、SEOに関する本は、選ぶのが難しいと思いますが、これはとりあえず、読んでおいて良いのではないでしょうか。

読書レビュー:日本人のためのフェイスブック入門


何冊か、Facebookの解説書を読み始めたりしてましたが、なんか邪魔が入ったり、とっつきにくかったりして途中で投げてました。

この本は一気にすぐ読めました。文字が大きいというのもありますが。

なぜ「日本人のための」かというと、匿名で発達してきた(2ちゃんねるのように)日本のウェブ文化を鑑み、日本人のメンタリティを踏まえた上で、どのように使っていけばいよいのかということです。

自分自身、Facebookを使っていて、どうも、合わず。さりとて、これは使いこなすべきものだという直感みたいなのがあって、少しあせってた感じもありました。

ボクがとっつきにくかったのは、ひとつにはFacebookのインターフェイスの問題だと思う。単純に感性が合わないだけなのだろうか。多分、慣れによって克服できるレヴェルだと思う。

そもそも、そんなに複雑なツールではないのだ。でなければ意味がない。

その単純操作の生み出す巨大な成果について、驚愕を持って解説されています。

中でもそのキモは「いいね(Like)!」ボタン。これは本文参照。

Facebookは基本的にリアルな知人を改めてウェブ上で再構築するツールなのだと思っていたのだが、そうではないらしい。

実名運営ということで、mixiのようにやたら馴れ馴れしいのはNGだが、節度をもって、どんどんと友達の輪を広げていけば良いんだね。

本書では、ビジネス活用の視点に立ってアドバイスされているので、それもいい。

多分、この本だけで重要なポイントは網羅されているのではないだろうか。

しばらく、手元におきつつ、Facebookを活用していきたい。

読書レビュー:Kindleショック インタークラウド時代の夜明け (ソフトバンク新書)


タイトルは大きく「Kindleショック」と書いてあり、「インタークラウド時代の夜明け」というサブタイトルは、今気が付きました。

道理で。いや、あんまりキンドルそのものについて掘り下げてないし。最初の方に、書籍の流通、再販制の説明なんかから始まって、少しだけ。

他のデバイスやインターフェイスの今後などが延々書かれています。

ヒトコトで言って難しい。ボクも決してこの分野について詳しいとは言えないけど、いわゆる一般向けの本ではないような。

もう、文章が脳みその上をツルーっと滑っていく感じ。なんども読み返します。はい、すみません。私がアホなんですm(_ _)m

☆キーワード
フリーミアム=無料コンテンツを使うことで活性化できる収益機会

うん、憶えておこう。

読書レビュー:アップル vs アマゾン vs グーグル 〜電子書籍、そしてその「次」をめぐる戦い〜 (マイコミ新書)


これまで読んだ数冊のナビゲーター的な本とかなりカブる部分がありますが、一回読んだだけでは腑に落ちない点もいっぱいあるので、こういう場合は復習的に読めていいんじゃないかと思います。上手に斜め読みすれば。
といっても、この本も大変上手にまとめてくれています。
この3社がどのように覇を競うかというのは間違いないでしょう。(スティーブ・ジョブズの体調が心配ですが)
電子書籍を軸にして、クラウド及びプラットフォーム、デジタルデバイスの覇権を予想していきます。
3社と言いましたが、そこに加えてマイクロソフトとセールス・フォース・ドットコムを加えて三つ巴ならぬ五つ巴となるだろうとのことです。マイクロソフトのクラウドサービスというのも今ひとつぴんとこないし、最後の企業はアメリカ国内のみらしいので、全然わかりません。調べてみましょう。
一番きになるのはキンドルなのですが、結局日本の著作物はデジタル化を拒んでいるようなので、英語文化圏に比して立ち遅れていくことでしょう。ますますガラパゴス化していくのですが、どうせ開国するのであれば(多分そうなるでしょ)早い方がいいとおもうんですが。
とりあえず、京極先生に期待か。

読書レビュー:USTREAM 世界を変えるネット生中継 (ソフトバンク新書)


川井 拓也
ソフトバンククリエイティブ
発売日:2010-05-19

良くあることだが・・・
以前から気になってはいたけど、ちょっと横においておいた。置いておいてはいけなかったものなんだな。
youtubeとの差異もわからなかったが、大きな差は時間的な制約と無編集であるということ。そしてTwitterとの連動。
SoftBankの孫さんの協力体制。
たまたま読了後、孫さんの記者会見を観た。「自由報道協会主催 孫 正義 記者会見」。無編集なので、1時間40分以上。こりゃ疲れるが、孫さんの筋書きのない応答は一見の価値あり。これもUstreamの威力か。
権力のフィルターを通さない情報が得られるのであるから、既得権を持った一部の個人団体などには脅威でしょうね。
本日、統一地方選挙の投票に行ってきました。事前に調べても、サイトを用意していない候補者も結構いる。果たしてUstreamまで利用した候補者はいたのだろうか。あるいは規制などがあるのだろうか。
被災地も報道以外にさらに悲惨な状態であるとも聞く。違法・アダルトなどのリリースに関しては、かなりマンパワーに頼って、対応しているらしい。今後、チェック機能をどのようにしていくかが、急務なのだろう。
詳しくは本書を。

読書レビュー:アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ


読書時点で少し前の著作になるのだが、このジャンルでは週刊誌レベルの情報でないと追いつかない。多分、書いている人たちも時間に追われてヒーヒーだろう。日々情報が差し替わっていくのだから。

アップル・グーグル・マイクロソフトを「クラウド御三家」的に書いている。マイクロソフトのクラウド戦略は初めて読んだが、当然、なんの手も打っていない訳がないですわね。
SaaS PaaS IaaS (SaaSしか変換されない)の基本概念も勉強する必要あり。クラウドへの懐疑も押さえるべきか。

多少アップル寄りではあるが、アップルの弱点も抑えているので、良い。

言葉の使い方も適正であり、好感が持てる。ただ、全体的に一般向けではなく、多少難解である。

読書レビュー:電子書籍の衝撃


佐々木 俊尚
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2010-04-15

佐々木俊尚さんの電子ブック⇒情報リテラシーのパラダイム変換解説啓蒙書。
珍しく、攻撃的です。紙の書籍から電子ブックへの変換と、全文検索を目指すGoogleの存在意義を説いています。正直、Googleに依存しながら、盲信はするまいと思っている自分ですが、佐々木さんはより一層性善説に基づく集合知への信頼が強いように見えます。
明治以降の日本の書籍・雑誌流通から解き明かし、現状の閉塞的状況を解体すべしという先進的な論調を分かりやすく具体的に書いていると思います。
ケータイ小説やライトノベルというものは全くわからなかったので、それらがどのようなもので、どういうポジションにあるものなのかがわかったのは大きな収穫でした。
キンドルやアイパッドには非常に期待があり、わくわくしています。
実際、アイパッドでの読書というのにはまだ、抵抗がありますが。
新書にしては大著ですが、面白い内容です。

楽天市場カンファレンス2011


・・・と、いうのに出席してきました。

全国でやるらしいです。

楽天市場に出店している人たちが、役に立つ講演を聞いたり、勉強したり、売上ランキングのエライ人は褒めてもらったりという集まり。

昔の梅田コマ劇場〜劇場飛天〜梅田芸術劇場で、盛大に。

あんまり詳しくは書きませんが、リーブ21のCMのようでした。

朝から晩まで。疲れた、長すぎ。

ミッキーの挨拶
ミッキーと記念撮影

スパムの恐怖


元々、ずっとMacユーザだったので、スパム・ウィルスなどには全く無頓着でした。

Windowsに変えてから数年。現在はMSEssentialsとGmailで防御しています。

メールに関しては、メーラーは一切使っていません。ウェブシステムとGmailの強力フィルターを利用しています。

なんだかんだ言って、Googleの技術を上回れる(裏をかける)のものはそうそうないと思いますので。

来たのは、この間送った一通のメールに対して不達のお知らせです。

メーラーデーモンさんから。

Mail Delivery Subsystem

というタイトルなんですが、1回だけなく、毎日1通3日続けて。

ちょっと不安になって調べてみると、なんか、このタイトルは不達を装ったスパムの疑いもあると。

http://amba.to/9k64bJ

速攻削除対応しました。お預かりしている顧客情報には特に問題はありません。

みなさんもお気をつけ下さい。

ウフィッツィ美術館展〜ソフトバンクセミナー その2


国立国際美術館からひと駅電車に乗るのもなんだし、天気がよくて気持ちが良いので、又梅田に向かって歩き出しました。

途上にウマそうなランチがあるかも知れないし。

結局、ランチはありませんでした(^^ゞ

ま、適当に食ってと思ったけど、昼時の駅ビル地下はサラリーマンで一杯ですね。

良さげなところは、みなさんご存知で満員だし。

適当に腹ごしらえをしてブリーゼブリーゼに急ぎます。

ブリーゼの巨大ピノキオ

わかってるつもりだったのですが、勘違いをして結局ギリギリ到着。

適当に満席でど真ん中ド真ん前の席が開いてたので着席。

いろんなセミナーとか行くけど、結構この場所は空いてるんですよね。

どうせ、来たんなら、逃げ場のない、このへんの場所につくべきだと思いますがね。

でも、最近、首の故障があり、痛みであまり眠れないので、昼飯後は猛烈に眠くなる。

眠くなるような内容ではありませんように。

(-_-)zzz

はっ!!やっぱり寝てしまった。

最初はアリババジャパンの社長。

このかたは、いかにものやり手タイプ。出てきて、すぐに場を呑みにかかりました。

とりあえず、場を制して有利に対話をすすめることがデフォルトになっているような人、と、感じましたね。

いきなり「ヤナイさんが・・・」って、いちいち「ファーストリテイリング社長の柳井さんが」とか言いません。

知ってて当然で進めます。微妙に当然か・・・。柳井社長の映像がしばらく。

柳井さん曰く、「変化についていくな、自分が変化しろ」だそうです。

市場動向などは整理されていて、勉強になりました。

やっぱり英語は不可欠。

あまり具体的に詳しくここに書くことはできません。

休憩後、第二部はソフトバンクの営業本部長だったかな・・・。

寝てたのであまり覚えてません。

ありゃ寝るわヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

iPhone iPad クラウド グーグルドキュメント

知ってることばっかりやっちゅねん。

しかも、話術がなさすぎ。

終わってから、ソフトバンクの社員さんに、iPad2のことにについて確認したのですが。

案の定、噂の段階ですねって。ま、ね、実際誰も知らんよね。

多分スティーブ・ジョブズ含む何人か以外。

で、待ってても埒あかのんで、もぉ、その足でiPad買ってしまいました。

ソフトバンクめ、うまいことやりやがってヽ(´Д`;)ノアゥ…

あと、退出時に、ノベルティセットをくれました。お父さんストラップとか。

それと一緒に、アリババ社長のセミナー資料が。

オイオイオイ、これは入るときにわたさなあかんのじゃないのか?

ああ、疲れた(=o=;)

あと、パンツの直しを受け取って、iPhoneのバッテリー交換。その時点でバッテリーの残3%。一日もたない。

iPhoneは復活したけど、よたよたになって帰りました。予定詰め込みすぎ。